薬剤師の派遣求人 : 薬剤師は一般的なアルバイト時給の1.5倍 : 派遣はスキルアップには適さない働き方 : 派遣という働き方のデメリット
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やりたい仕事が見つからないと嘆いたまま30代も半ばになってしまったのは決断力がなかったからではありません。
薬剤師としていくつかの職場で働いていると現場によって仕事の内容が同じようで違うというのは実感する事が多いでしょう。
自分に合わないというのに気づいてしまって転職するということを繰り返しているうちにジョブホッパーになってしまっていました。
短いときには一年もしないうちに転職してしまっていたこともあります。
何度も転職を繰り返しているうちにわかったのは求人を見てももはや自分に合う仕事かどうかは判断できないということでした。
このまま転職を繰り返していると本当にジョブホッパーと思われてしまって転職先が見つからなくなってしまいます。
その不安に駆られて決断したのが派遣会社に転職することでした。
薬剤師専門の派遣会社に転職して紹介予定派遣を利用するのが私が考えたことです。
仕事探しの方法として紹介予定派遣を利用すれば職歴に傷が付くことはないでしょう。
短い期間だけ様々な職場での仕事を経験できるので、きっと自分にとってメリットが大きい方法だと考えました。
求人を見ても現場での仕事が自分に合うかわからないのなら、できるだけ短期間で色々な職場に行き、
自分に合った仕事が見つかったら正社員として雇用してもらうという形は理想的だったと言えます。
実際に派遣会社に転職して紹介予定派遣を利用したいという話をしたら、そのリストを見せてくれました。
その中から順次応募していけば良いという安易な考えで求人に応募しましたが、結果的に私の場合にはそれで十分だったと言えるでしょう。
職場を転々としていたとはいえ、調剤薬局でも病院でも勤務経験があり、即戦力に慣れる程度のスキルは身についていました。
紹介予定派遣に応募するとまずは採用してもらうことができ、一度も不採用になることはなかったのです。
ただ、働いてみて合わないという経験はやはり何度もありました。
調剤ばかりで忙しすぎになってしまい、あまり仕事にやりがいが持てない調剤薬局が最初の現場でした。
次に選んだ病院では病棟業務が多く、夜勤が多いのが私にとっては厳しい点だったのを覚えています。
そのような形で現場に不満があって自分から正規雇用を断ってしまうことが続きましたが、
四つ目の派遣先でようやく自分がやりたい仕事が見つかったという実感を持つことができました。
何がやりたいのか自分でもよくわかっていなかったのだと気づいたのはその派遣席に行ったからです。
比較的小さな精神科の専門病院がその職場であり、薬剤師の数がかなり少ないのが特徴になっています。
自分で調剤をして病棟で服薬指導をするという仕組みができていて、最初から最後まで自分の責任で仕事を通すことができるのが魅力です。
また、医師との距離も近いので連携がよく取れていて、なぜこの薬を処方したのかを聞いたり、症状から他の薬を提案したりするのも気楽でした。
この現場に来てみてわかったのが薬によって治療を行うのに積極的に参画していきたいという気持ちを持っていたことです。
人材不足の影響もあって派遣期間が過ぎたら即採用にしてもらうことができ、それからずっとこの病院で働いています。
自分で求人を見ていたらこのような職場で働こうとは思わなかったでしょう。
紹介予定派遣で短期間で試せば良いという気持ちがあったから試しに選んでみた病院でしたが、自分にとって最も良い職場を見つけられたと感じています。
薬剤師として患者の役に立っているだけでなく、医師との信頼関係もできて医療スタッフ全体として患者のために働ける形ができているのはやりがいを生んでいる点です。